ダイエットをするときには体重を目標にしてしまいがちですが、体重を少なくするためにダイエットをするのではありませんよね。
「目標45キロ!」
などと目標体重を設定しますが、体重が45キロになるのが目標ではなくて、本当は、健康的で、見た目が美しくなるというのが目標です。
実際には、多重が50キロでも55キロでも、見た目が良くなり健康な身体であれば良いのですから、体重にこだわりすぎるのは良くありません。
体重を顔に書いて歩くわけでもありませんし、履歴書に書くわけでもありませんよね。
体重にこだわりすぎないように気を付ける必要があるのではないでしょうか。
理想のスタイルを計算してみよう
体重だけを目標にするのではなく、ちゃんと鏡を見て、理想のプロポーションに近づいているかどうかをチェックしましょう。
ただ、鏡を見ているだけでは、ささいな変化は分かりづらく、目標を見失ってしまうこともあります。また、ダイエットによって精神的に追い込まれてしまい、十分に痩せているのに「まだ太い!」なんて思ってしまってはとても危険です。
そこで、理想のスタイルも、数値化して目標を定めてみてはいかがでしょうか?
理想のスタイルは、身長から求めることができます。下記の数値を身長にかけることで理想のスタイルが計算できます。
- バスト :0.52~0.53
- 二の腕 :0.145~0.16
- ウエスト :0.37~0.39
- ヒップ :0.53~0.54
- 太もも :0.29~0.31
- ふくらはぎ:0.2~0.21
たとえば、身長が160センチの人なら理想の二の腕のサイズは23.2~25.6センチとなります。自分の理想のサイズを把握しておけば、目標を立てて頑張りやすいですよね。
ただ、誰もがこの理想のサイズになれるわけではありません。
同じ身長でも、骨格や筋肉量に差があれば見た目の体型は全然違います。
筋肉量はまだトレーニングによって変えることもできますが、骨格自体を変えることはできませんよね。
これらの理想サイズというのはあくまでも理想として、必ず達成しなければならない必須条件のようにとらえないように気をつけましょう。
ダイエットは計画を立てるのも大切
いつまでに何キロになりたいのか、ウエストを何センチにしたいのか、というように、目標を数値化することでダイエットの成功率も上げることができます。
やみくもにダイエットをしてなかなか成功しない人は、理想のサイズも意識してダイエットに取り組んでみてはいかがでしょうか。